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「ユビキタスコンテンツシンポジウム2008」開催
ユビキタスコンテンツシンポジウム+ Media Design Tours 2008
- インタラクションデザインの脱構築 - 開催のお知らせ
人や状況によって変化していくダイミックな機構を有し、モノや環境に溶け込んでいくユビキタスコンテンツは、衣食住遊の領域において、コンテンツ同士がネットワークでつながり、ユーザエクスペリエンスの蓄積や連動を可能とさせるコンテンツです。このような領域におけるインタラクションデザインに対して、従来のデザイン理論のみでは不十分であり、ユビキタスコンテンツとして、新たなデザイン理論を構築する必要に迫られています。
今年度のシンポジウムでは、われわれの本年度までの研究成果を発表する場として、「インタラクションデザインの脱構築」をテーマに据え、未知の領域へのデザイン理論について、ゲストスピーカを交え議論を行うとともに、作品展示を通じてわれわれの新たなデザイン理論を踏まえ構築したユビキタスコンテンツを体験していただきます。同時にユビキタスコンテンツ・プラットフォームとして開発中の統合開発環境xtelの技術デモンストレーション、およびxtelを用いて開発されたデモコンテンツの展示を行います。
日時:
2008年2月8日(金) 10:00〜18:00 (開場9:30)
シンポジウム・事前登録推奨
2008年2月9日(土) 10:00〜16:00
作品展示・入場自由
場所:
丸の内 三菱コンファレンススクエア M+
http://www.marunouchi-hc.jp/emplus/index.html
参加費用:
無料(シンポジウムに限り、事前登録にご協力ください)
事前登録方法:
シンポジウムへのご来場をお考えの方は、
・お名前
・所属
・電話番号
・メールアドレス
を添えて、 crestorm@imgl.sfc.keio.ac.jpまでメールをお送りください。
*2/7(木)以降は、当日会場にて参加登録を受け付けます。
お席にはまだ余裕がございますので、奮ってご参加ください。
ユビキタスコンテンツシンポジウム プログラム10:00
開会挨拶10:10 -12:00
第1部【コンセプト】『創造社会における「楽しい」ユビキタスコンテンツ』稲蔭正彦(慶應義塾大学教授)
ラース・ホルムキスト(モバイルライフセンター)本セッションでは、エンターテイメントコンピューティングやスローコンピューティングという視点から、生活の中に取り込まれた時にヒューマンライフを質的に高めることのできるコンテンツやテクノロジーについて、さまざまな事例などを踏まえながら議論し、インタラクションデザインの未来について模索します。
本塾教授でありエンタテイメントコンピューティング研究の日本における第一人者である稲蔭正彦による『ユビキタスコンテンツ』というコンテンツデザインの新しい潮流およびそのデザイン手法についての講演に加え、現在、スウェーデンのストックホルム大学モバイルライフセンターにて、次世代の新しいライフスタイルおよびコンテンツに関する研究を推進し、またスローコンピューティングの提唱者でもあるラース・ホルムキスト氏による、次世代の『ライフスタイルに根ざしたテクノロジーデザイン』についてご講演していただきます。
講演後、生活指向型コンテンツデザインのこれからについて、その具体的ビジョンやコンテンツ開発へのアプローチなども視野に入れた議論を行います。また、テクノロジーの着地点が衣食住遊などの生活環境へと向かい始めたことを受け、従来のインタラクションデザインの評価基準であったユーザビリティやテクニカルイノベーションという量的な評価を越えた、生活環境における美しさ、楽しさ、安らぎ、心地よさなどの心理を含んだ質的な価値を取り込んだ新たなインタラクションデザインの今後についての議論を予定しています。
※本セッションは、一部英語での講演になります。
12:00 - 13:30
休憩
13:30 - 15:00
第2部【実践】。13:30 - 13:50
『xtel: Ubiquitous Contents Platform』
石澤太祥+植木淳朗
13:50 - 15:10
パネルディスカッション本セッションでは、ユビキタスコンテンツプロジェクトでの実践を、幾つかのスタジオ活動を通して紹介していきます。前半は4人の研究者の研究内容をプレゼンテーション形式で紹介し、後半は対談形式で今後のフィジカルコンピューティングのあり方、想定される未来像などを議論していきます
『ピクセルからファブセルへ』
脇田 玲(慶應義塾大学准教授)コンピュータによる表現を実空間に導入すること。そのための基本要素としてCGにおけるピクセル / 曲線 / 曲面のモデルを擬態する新しいアクチュエータを開発しています。また、これらの技術が実現するアプリケーション群とその先に期待される新しい社会モデルを検討します。
『ネイチャーインターフェイスデザインの視点から』
田中浩也(慶應義塾大学専任講師)これからのインタラクションデザインは、閉じた「人間—機械—環境」系のみならず、植物や動物のような異なる種の生物も含め、自然界の生態系に対して開かれたデザインを目指していくべきと考えます。また、そのようなコンセプトから生まれたプロトタイプを紹介します。
『空間と結びついた映像コンテンツ』
藤田 修平(慶應義塾大学専任講師)個人的な写真や映像がデジタルファイルとして大量に残されていくなかで、そうしたファイルを特定の空間や個人の持ち物に埋め込み、過去の記憶を想起させるような映像コンテンツの一例を紹介します。
『EntityCollaborator : Communication Sensor Convergenceに向けて』
中西泰人(慶應義塾大学准教授)SIPを利用したJavaによるフレームワークであるEntityCollaboratorについて紹介をおこないます。SIPはNGNにおいても用いられているプロトコルであり、EntityCollaboratorは情報家電やIP電話・ソフトフォン等にセンサー情報を用いるような分散アプリケーションの開発を支援します。
15:10 - 15:40
休憩
15:40 - 17:10
第3部【理論】
『近未来生活環境におけるインタラクションデザイン
〜サイバニクスとユビキタスコンピューティング〜』
山海嘉之(筑波大学教授)
奥出直人(慶應義塾大学教授)本セッションでは、近未来における衣食住遊などの生活環境デザインをキーワードに据え、サイバニクスやユビキタスコンピューティング領域における実例を交えながら、社会と身体におけるインタラクションデザイン理論の今を議論します。
奥出直人による『生理と身体性/経験の蓄積に基づいたユビキタスコンテンツ理論』の講演に加え、特別ゲストとしてサイバニクス領域の第一人者である筑波大学の山海嘉之教授を招き、ロボットスーツHALの開発の背景を踏まえた『サイバニクスにおけるインタラクションとそのデザイン』についてご講演頂きます。
講演後の対談では、共に近未来環境において私たちの生活により浸透することが予測される、サイバニクスとユビキタスコンピューティングの融合した社会像におけるデザインのあり方を情報哲学・科学哲学的見地から模索します。また、研究の場で生まれた理論が今後、どのようにして私たちの生活へ浸透していくのかという実社会への還元の視点から議論することも予定しています。
17:30 - 17:40
『Media Design Tours 2008 ご案内』17:40 - 17:50
閉会挨拶
本件に関するお問い合わせ先:
252-8520
神奈川県藤沢市遠藤 5322
慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス ΔS110
CREST ユビキタスコンテンツプロジェクト
tel/fax: 0466-49-3545
E-mail: crestorm@imgl.sfc.keio.ac.jp
2007年12月25日
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