xtel: Ubiquitous Content Project:

ホーム > イベント情報 > ショーケース2009 展示コンテンツが決定いたしました!

ショーケース2009 展示コンテンツが決定いたしました!

2009年9月15日-17日にJASMAC 八雲(東京都目黒区)にて開催いたします「ユビキタスコンテンツショーケース2009 - 生活に溶けこむコンテンツデザイン展 -」では、次のユビキタスコンテンツがご覧頂けます(五十音順)。



・AMAGATANA, Body Fantasia

雨刀(あまがたな)は、雨上がりの晴れ晴れとした気分を存分に楽しむための刀です。見た目は単なるビニール傘ですが(もちろん傘としても使えますが)、ひとたび振れば耳にチャンバラサウンドが響きます。このサウンドは、使い手の振り方に応じて「弱・中・強」の三種に変化します。また巧みに振りさばくことで、五種類の必殺技を繰り出すこともできます。気分はもう映画やゲームの主人公。いつもの帰り道が、脳内バトルフィールドへと変貌します。
 →WEB

・a table with smoke texture

a table with smoke textureは、その名の通り実物の煙を使った装飾が施されたテーブルです。テーブルの中にはヒーターが配置してあり、それぞれのヒーターが煙と同時に熱対流を発生させます。この熱対流の性質を利用することで、煙の中にプログラマブルな幾何学模様を描くことができます。ヒーターの温度をmoxaを介してコントロールし、テーブル内の温度バランスを変化させることで、流れのパターンが刻々と変化して行きます。煙の揺らぎ、移ろうテクスチャーと、プログラマブルで明解な幾何学模様という正反対のモチーフを組み合わせ、それらの対比によって斬新な印象を持った装飾パターンを生み出します。

・KAGEO

KAGEOは木製テーブルに落ちた影の中に住んでいる不思議(KAGEO)とコミュニケーションをとることで空想表現を実空間で体験できるコンテンツです。本コンテンツでは子供の頃に暗闇や物の影に何か生物がいるのではないかと感じた不思議な世界観を実空間に表現しました。その世界を覗いたり触れようとしたり物を動かすという直感的に操作可能な創作行為を行う事で、誰もが簡単にその世界観に没入し楽しむ事が可能となります。卓上のオブジェクトは固定もしてなければセンサーもついていないためどこに動かしてもどの影でもKAGEOたちは現れ住み始めます。また、センサーやプロジェクターなど機械的な仕掛けを分からない様にすることで世界観がより感じやすくなります。普通の家具に近づけることで、ユーザはKAGEOたち存在をより身近にそして日常に感じることが可能です。本作品はタンジブルインターフェイスと現実拡張感をあわせた新しいエンタテイメントコンテンツです。
 →WEB

・CaraClock

CaraClockは、家族それぞれの一生分の記憶が詰まったデジタル写真を参照するためのインタラクティブ・フォトビューアーです。 CaraClockが持つサーバー上のアルゴリズムはベイジアンネットワークを用いて写真データベースから適切な写真を導き出します。CaraClock は複数台を同期させて動作させることが可能で、この状態ではユーザーが指定したセッティングに応じてそれぞれに関連する写真を同時に表示します。このサーバーアプリケーションとインタラクティブな装置の連携が、家族の過去を映し出す写真を通し、家族それぞれの中で共有される過去の経験を想起させ、思いがけない発見をもたらします。
 →WEB

・Sound Candy

サウンドキャンディは世界中のどんな場所でもどんな人でも、身の回りの音と動 作を利用して自分たちだけの遊び場を作ることができる道具です。サウンドキャ ンディを身の回りの物や、自分自身に付けて動かすことにより、録音した音声 を動きに合わせてさまざまに変化させて遊ぶことができます。さまざまな動きと 音を組み合わせることで、新しい遊びを創造的に作り出すことができます。
 →WEB

・Sound Jewelry

本作品はユビキタス技術を使い、音のレスポンシブ環境を実現した作品です。この作品では人の動きを検出しサウンドと連動させ雰囲気を表現すること、また新しいサウンドデザインの提示方法を考えることを目的としています。そのために分散処理機構を構築し、サウンドと空間情報の関係をメディアアート、インタラクションデザイン、ソフトウェア工学の多角的な見方で考え、音のレスポンシブ環境での提示方法の意味やアイディアを発展させてきました。その意味ではアーティストのアイディアから分散処理機構を構築するまでの過程から作品を発展させてゆくまでの一連の作業もこの作品の成果の一つとなっています。また今後、さらに多くのアイディアをこの環境を基に発展させて、作品に取り込む事を考えています。

・Dream Shower 2009

Dream Shower 2009は、植物とiPod touchをネットワークで接続することで 実現した、植物とのコミュニケーションメディアです。植物の電位反応に よってiPod touchの画面の色が変化します。例えば、植物にしばらく水をやっていないで植物が弱っていると、画面の色が薄くなっていきます。このとき、iPod touchを振ると、遠隔にあるシャワーを稼働させて、植物に恵み の水をかけることができます。水によって植物の反応が活発になると、iPod touchの色が濃くなっていきます。これにより、「大切な植物の様子を知りたい」、「しばらく帰れないから植物が枯れるか心配」という栽培の悩みを解決するとともに、植物側から主体的に発せられるコミュニケーションや人間と植物の親密なインタラクションを支援することで、植物との生活をより楽しくします。

・panavi

panaviはxtelを用いてユーザーの調理スキル向上を支援するシステムです。本シンポジウムでは実際に本物のキッチンで調理を行いながら、このコンテンツを体験していただけます。

・鼻鋲(びびょう)

本作品は、「肌の動き」を新たな情報チャンネルとして利用した身体器官型ユーザインタフェースです。そのコンセプトから手・足・口・目・耳等の人間の身体器官を模した形状で造形し、人間と同等のやわらかさ、質感を有する人工皮膚を用いて成形しました。また既存の家具・家電に取り付け可能な形態をとることで、モノに命を吹き込む感覚をユーザに提供します。

・PHOROL

PHOROLは人々が撮影したデジタル写真をコンテンツとするインタラクティヴな柱時計です。PHOROLはベイジアンネットワークを駆使した独自のアルゴリズムを用いて、毎日および毎時間、その時々に合わせた写真を更新・表示します。PHOROLには各ユーザーのFlickrアカウントを表す振り子が吊されており、定時になると時報が鳴り、また自動的に振り子が揺れると共にその動きに合わせて写真が切り替わることにより、人々に時を知らせます。本作品はサーバーアプリケーションとフィジカルインターフェイスを連携させることにより、ユーザー一人一人の日常生活から生まれる写真を、日々の記憶を思い出させるアートワークに変える試みです。
 →WEB

・Plantio

Plantioは、環境変化外部刺激に対する植物の反応を光の変化を通して表現する植木鉢です。明るさと光る領域の変化を通して植物の生体反応を感じることができます。水をあげたり、周りがざわざわしていたり、植物は様々な反応を見せるでしょう。Plantioをいくつか並べることで、植物一つひとつの反応の違いを楽しむこともできます。そは、他の植物たちとコミュニケーションを取っているようにも見えます。もしかしたら、本当にそなのかもしれません。
 →WEB

・Plantr

Plantrは地域コミュニティを支える菜園メディアです。地域住民が共同で植物を育てたり、料理や食事をする空間を演出することで、近所付き合いが希薄になりがちな近代生活にコミュニケーションの場を提供します。Plantrは植物の世話をするために集まった人々から自然にコミュニケーションが発生するような空間を目指しました。植物の生長日記・菜園に関わる人々のアルバム・収穫した野菜でつくられた料理、それらはすべて人々が集まり盛り上がるための材料として機能します。

・Fleur

Fleurは周囲の人に反応して開き方の変化する花のような形をしたインタラクティブな照明器具です。従来は明るく空間を照らすオブ ジェとして機能していた照明器具にインタラクティビティを持たせることにより、空間をさらに親密で温かみのあるものに変化させる ことができます。Fleurは複数の照明が連動する作品です。それぞれのFleurは近くの人の声や動きに反応してその花弁のようなランプ シェードの開き方を変化させますが、さらに時折複数のFleurが連動して美しい動きを見せます。

・フリミフラズミ

フリミフラズミは、雨の兆しを照明の灯りと音響効果とで直感的に報せる間接照明型のプロダクトです。更新される気象予測をウェブから取得し、その予測変化に呼応して、照明と音響の効果が変化します。フリミフラズミのコンセプトは、雨漏りの情景として設計してあり、雨の兆しを感覚的に報せるために、降水量予測の情報を取得し、その量や降り続く時間の変化によって、灯りと音が反応します。降水量の違いで、雨粒の落ちるタイミングが変わる雨漏りの景色を連想するような灯りと音の演出によって、雨の強さや降り続く長さを感覚的に報せます。さらに、複数あるフリミフラズミの効果が連携する仕組みを持たせることで、それぞれの音響効果の重なりが静かな環境音楽のように奏でる工夫をしてあります。フリミフラズミは、突然の雨にずぶ濡れることを防ぐだけでなく、気が沈みがちな雨の日を楽しく演出したり、雨の静かな情緒を演出することも意図しています。
 →WEB

・myGlobe

myGlobeはユーザーの行動履歴によって生成される認知地図を使った、都市ナビゲーションサービスです。ユーザーの都市での行動履歴を用いることでユーザー自身の主観性が反映された認知地図を生成します。この認知地図では、GPSによって蓄積した位置情報をもとに、頻繁に通る道や長く滞在する場所が強調して表示されます。これによってユーザーは、普段は意識していない日常の行動を客観的に見ることができます。myGlobeを通じて客観的に日常の行動を見ることで、都市の詳しい場所や詳しくない場所を知ることができ、都市の知らない場所を開拓することが促されます。また、生成された認知地図を共有することで、ユーザー一人一人の頻繁に行く場所がわかり、都市の新たな発見へと繫がります。
 →WEB

・moo-pong

moo-pongは身の回りの場面や景色を映像として拾い集め「映像の万華鏡」を作ることができる道具です。専用のカメラでボール形状の記録媒体に映像を撮影し、そのボールをたくさん集めて入れ物に集めると、 映像を一度に万華鏡のように見ることができます。たとえば、友達の誕生日にビデオメッセージのボールをたくさん集めてプレゼントすれば今までにない特別な贈り物になるでしょう。また、いままで映像で記録しなかったような日常的で何気ない風景も、 moo-pongを使えばオリジナルの映像作品に生まれ変わります。
 →WEB


2009年08月25日

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://xtel.sfc.keio.ac.jp/jp/mt-tb.cgi/30